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翻訳パイプラインとは何か?AI時代の翻訳者の新しい仕事の進め方

AI翻訳の進化によって、翻訳の仕事の進め方は大きく変わりつつあります。

これからの翻訳者にとって重要になるのが

翻訳パイプライン

という考え方です。

これは簡単に言うと

翻訳をどの順番で処理するかという「翻訳の流れ」

のことです。

この記事では

・翻訳パイプラインとは何か
・従来の翻訳との違い
・AI時代の翻訳パイプライン

について解説します。


翻訳パイプラインとは

翻訳パイプラインとは

翻訳作業を複数の工程に分けて処理する仕組み

です。

例えば従来の翻訳は次のような流れでした。

原文
↓
翻訳
↓
チェック

非常にシンプルです。

しかしAI時代の翻訳では、もう少し工程が増えます。

例えば

原文
↓
翻訳パターン検索(Codex)
↓
用語検索
↓
AI翻訳
↓
ポストエディット

このような流れになります。


なぜ翻訳パイプラインが重要なのか

AI翻訳をそのまま使うだけでは

・訳語のブレ
・品質のばらつき
・専門用語の誤訳

が起きやすくなります。

そこで重要になるのが

翻訳前に情報を整理すること

です。

つまり

翻訳前に

・用語
・翻訳パターン
・技術情報

を整理しておくことで、翻訳品質が大きく向上します。


翻訳パイプラインの基本構造

AI翻訳の基本的なパイプラインは次のようになります。

原文
↓
Embedding
↓
Vector DB検索
↓
関連情報取得
↓
AI翻訳
↓
ポストエディット

これは最近よく言われる

RAG翻訳

の仕組みでもあります。


Codexと翻訳パイプライン

翻訳パイプラインの中で重要になるのが

Codex(翻訳パターンDB)

です。

例えば特許翻訳では

according to one embodiment
→ 一実施形態によれば

the present invention provides
→ 本発明は〜を提供する

などの定型表現が大量にあります。

これらをCodexとして蓄積しておくと

翻訳時にAIが参照できます。

その結果

・翻訳速度
・翻訳品質

の両方が向上します。


翻訳パイプラインの具体例

例えば特許翻訳の場合

次のようなパイプラインになります。

① 原文入力
↓
② Codex検索
↓
③ 用語検索
↓
④ AI翻訳
↓
⑤ 人間によるチェック

このように

AI+翻訳者

という形になります。


AI時代の翻訳者の役割

AI時代になると

翻訳者の役割は少し変わります。

従来

翻訳者=翻訳する人

でした。

しかしこれからは

翻訳者=翻訳システムを作る人

になります。

例えば

・Codex構築
・翻訳パイプライン設計
・AI翻訳調整

などです。

つまり翻訳者は

翻訳エンジニア

のような役割になっていく可能性があります。


まとめ

翻訳パイプラインとは

翻訳作業の処理フロー

のことです。

AI時代の翻訳では

原文
↓
Codex検索
↓
AI翻訳
↓
ポストエディット

という形になります。

これからの翻訳者にとって重要なのは

翻訳知識のデータベース化

です。

その中心となるのが

・Codex
・RAG翻訳
・翻訳パイプライン

になります。

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#浅野正憲

#在宅翻訳ラボ

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